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原価差額(げんかさがく)

原価差額とは、法人税法上の用語で、企業が行う原価計算と実際原価との差額をいいます。税法上、棚卸資産の評価は、実際原価によることが原則ですが、企業が標準原価計算や予定原価計算を採用している場合には、原価差異が生じます。棚卸資産の計算が適正な原価計算に基づいて行われている場合には、この差額は調整をしなくてよいとされています。

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