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一取引基準(いちとりひききじゅん)

 一取引基準とは、外貨建ての取引と代金決済とを一括して一つの取引と考え会計処理を行う考え方です。たとえば、商品を売り上げた場合、直物為替相場で売上帳の記帳を行い、代金決済を行ったときに、決済時の為替相場による換算額に売上高を修正します。決済時まで取引の金額が確定できないという欠点があります。商社等以外では一般的には採用されていません。

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