日商簿記3級独学教室 > 簿記会計用語集 > か行 > 建設利息(けんせつりそく)

建設利息(けんせつりそく)

建設利息とは、旧商法においてみとめられていたものですが、会社法の制定により削除されました。 鉄道、電力事業等の、会社設立後開業するまでの期間が2年以上にわたる場合に、利益がなくてもその期間中に利息を配当することが認められていました。この 利息を建設利息といいます。利益配当の前払いとみなして、繰延資産として計上されました。開業後、資本総額の6%を超える配当をする度に、同額以上の繰延 資産の償却することとされていました。

このページの上へ