日商簿記3級独学教室 > 簿記会計用語集 > さ行 > 数理計算上の差異(すうりけいさんじょうのさい)

数理計算上の差異(すうりけいさんじょうのさい)

 数理計算上の差異とは、年金資産の期待運用収益と実際の運用成果との差異、退職給付債務の数理計算に用いた見積数値と実績との差異及び見積数値の変更等により発生した差異をい言います。数理計算上の差異は、原則として、各期の発生額について平均残存勤務期間以内の一定の年数で按分した額を毎期費用処理しなければなりません。費用処理されていないものは未認識数理計算上の差異と呼ばれます。

このページの上へ